しんきん走遊会
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八重洲支局
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2010年2月1日(月) 17時08分
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1月26日・毎日新聞
ものがたり’10冬:病を乗り越えたプロの演歌歌手 青梅マラソン2年ぶり「復帰」へ
◇人の温かさ、かみしめ
♪日本一のいい汗かいて はずむその息 その微笑みが 春をよぶ−−〓 東京都青梅市で開かれる青梅マラソンのイメージソング「春よぶ祭典(まつり)」。悪性リンパ腫で闘病生活を送ってきたプロの演歌歌手、三田りょうさん(50)=あきる野市=が2月20日、青梅マラソンの開会式で2年ぶりに歌声を披露する。翌日の大会で走る予定で、約1万9000人の参加者とともにゴールを目指す。
第1回日本アマチュア歌謡祭(1984年)で優秀歌唱賞を受賞。これがきっかけで作曲家・弦哲也氏の指導を受け、87年に歌手デビューし、00、06年には日本有線大賞有線音楽賞に輝いた。マラソンが趣味だったことが縁になり、91年からは青梅マラソンの開会式で「春よぶ祭典」を歌い、大会にもほぼ毎年出場してきた。
ところが、08年9月に悪性リンパ腫と診断され、12月から活動を休止、入院して抗がん剤治療を受けた。リンパ球ががん化する病気で、進行すると死に至ることもある。昨年2月の青梅マラソンには出場できず、代わりに「ライバル」として毎年タイムを競い合ってきた竹内俊夫・青梅市長(65)が、三田さんの似顔絵をあしらった「三田りょうTシャツ」を着て出走。レース後、三田さんのもとには、竹内市長が「ガンバレ」と手書きした大会のTシャツが届けられた。
絶え間ない目まいや吐き気などと闘いながら治療を続けた結果、次第に病状は回復。再発の可能性が低くなり、昨年11月で治療は終了した。年末から歌手活動を再開し今月18日には、4月に発売予定の新曲「心のみちづれ」のレコーディングも無事終えた。
久々の青梅マラソンを前に、体力の回復に向けて調整を続けている。目標は完走。竹内市長から贈られたTシャツを着て走るつもりだ。「病気になって感受性が強くなり、人の言葉がすごく心に響く。人間の温かさが、心に染みるようになりました」。最近、ひどく涙もろくなり困っているという三田さん。開会式では、涙を見せずに笑顔で歌い切りたいと思っている。【袴田貴行】
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石川